大阪在住のＭさんは、渋滞停止中に大型トラックに追突されるという交通事故に遭われました。
Ｍさんは交通事故の衝撃に耐えようと右足で強くブレーキを踏んでいたため、右足靭帯損傷と頸椎（けいつい）捻挫の傷害を負われました。
Ｍさんは交通事故から約１年３ヵ月後に症状固定され、当初加害者側保険会社を通じて後遺障害申請（事前認定）されました。

後遺障害の認定結果は、足靭帯損傷14級、頸椎捻挫14級の併合14級。
保険会社からは226万1,507円の示談案提示がありました。

Ｍさんは示談案が妥当なのかどうか知りたいとの思いから、当弁護士事務所に相談されました。

異議申立の結果、14級→12級に等級上昇

当弁護士事務所はＭさんの足関節靭帯（じんたい）損傷につき、12級に上昇する余地があるのではないかと推測。
Ｍさんに必要な検査を追加で受けていただき、また主治医の意見書も取付けした上で異議申立しました。
その結果、当弁護士事務所の推測どおり、足関節につき12級の後遺障害が認定されました。

交通事故紛争処理センター（大阪）にて示談成立

その後の当弁護士事務所と加害者側保険会社との交渉は、金額も大きくなることから交通事故紛争処理センター（大阪支部）にて解決を図ることにしました。
斡旋の結果、示談金額は当初の提示を大きく上回る 1,144万5,704円（治療費などの既払金を除く）で解決しました。

【大阪在住Ｍさんの、主な上昇費目】

傷害慰謝料　　　　103万0,500円　→　183万6,000円

後遺障害慰謝料　　　40万円　　   →　　280万円

後遺障害逸失利益　 45万5,553円　  →　 644万4,284円

後遺障害等級が変われば示談金額は大きく変わります。

文責　プロスト法律事務所

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