交通事故の解決事例(すべて)

高次脳機能障害|成年後見申立の上で後遺障害申請を行い、別表1 第2級1号を獲得!

【後遺障害第2級1号】平均余命までの将来の施設介護費等が認められ、総額約9200万円で解決!

障害
被害者:
大阪府 70代/女性/専業主夫
傷病名:
外傷性くも膜下出血・脳挫傷・高次脳機能障害
等級:
2級
当方弁護士に委任前
当方弁護士に委任後 9,246万円

総額9,246万円で解決!

交通事故による頭部外傷後、高次脳機能障害により施設介護が必要に

大阪府在住のHさんは帰宅するため自転車にまたがったところを、前方交差点を早回りしてきた自動車に轢かれる交通事故に遭われました。

Hさんは交通事故直後から脳圧が亢進(高まって)、重度の意識障害が約2週間に渡って続き、その後も軽度の意識障害が長期間継続しました。

交通事故後、Hさんには認知能力の低下が認められ、意思疎通が困難になったほか、疲労感が強く、感情の起伏が大きくなるなどの症状が認められました。また、Hさんには歩行障害やふらつきなどの身体性の障害もあり、日常動作に介助が必要な状況にありました。

本件交通事故後、Hさんは脳挫傷に対する開頭手術等を受け、長期間の治療・リハビリを受けましたが、症状は改善しませんでした。

 

Hさんは、日常生活の大部分に介助が必要な状況が続いたため、自宅での生活は困難であり、退院後は老人介護施設に入居することになりました。

Hさんのご家族は、Hさんの将来の生活状況に不安を感じ、後遺障害申請や加害者側保険会社への損害賠償請求を委任するため、当弁護士事務所に来所・御相談されました。

 

成年後見申立や後遺障害申請のための医証収集を行う

当弁護士事務所はHさんのご家族が持参された画像を確認し、お話を伺った結果、Hさんには頭部外傷後の高次脳機能障害が認められる可能性が高いと判断しました。

ただし、Hさんは意思疎通が困難状況にあり、ご本人と契約を結ぶことやご本人名義で損害賠償請求を進めることが難しい状況にありました。

そこで、当弁護士事務所はHさんご家族から依頼を受け、Hさんの医証(医療的な証明)を収集した上で、まずHさんの成年後見開始申立を行うことになりました。

医師への照会の結果、医師もHさんに意思決定能力がない状態にあることを認めました。この同意見書を元に家庭裁判所に成年後見申立を行い、ご家族がHさんの後見人に認められました。

Hさんのご家族が後見人として、加害者や加害者加入の保険会社に対する損害賠償請求の委任契約を当弁護士事務所と結ぶことになりました。

 

随時介護が必要な状況を明らかにし、後遺障害 別表第1 第2級1号認定!

その後、当弁護士事務所は、Hさんの介護が必要な範囲・状況を明らかにするため、介護施設に報告書の提出をお願いし、ご家族にも現在の状況の聞き取り・協力して報告書の作成を行いました。

その上で、主治医作成の後遺障害診断書や意見書、脳画像等を揃えて自賠責保険会社に被害者請求(後遺障害申請)を行いました。

その結果、Hさんは「神経系統の機能又は精神に著しい障害を残し、随時介護を要するもの」として後遺障害別表第1第2級1号が認定されました。

 

平均余命までの将来介護費・逸失利益を認め、総額約9,200万円で解決!

当弁護士事務所は、自賠責保険で認定された等級を元に損害計算書を作成。加害者側保険会社との示談交渉を開始しました。

Hさんの損害賠償請求額は将来の介護費用や逸失利益が大部分を占めました。

当弁護士事務所は、入居中の介護施設における介護状況や具体的な費用を明らかにし、将来介護費の妥当性を主張。平均余命までの施設介護費用が全額認定されました。

また、逸失利益・後遺障害慰謝料等についても当弁護士事務所の主張が認められました。

その結果、Hさんの交通事故事案では合計約9,246万円での解決となりました。

 

重傷事案での後見申立手続や医証収集をお手伝いします

Hさんのように頭部外傷後による高次脳機能障害で十分な判断能力が認められない方の場合、自賠責保険への後遺障害申請や加害者側保険会社との示談交渉、被害者側弁護士との委任契約に当たってもご本人の名前で契約を結ぶことができず、家庭裁判所の成年後見開始申立を行わなければならない場合があります。

こうした交通事故重症事案の場合、多くは施設や家庭での介護を必要としておりますので、適切な後遺障害の獲得、適切な将来介護費を得る解決が必要不可欠です。そのためにも早期の成年後見開始申立・高次脳機能障害の医証の収集が重要となります。

当弁護士事務所では、重傷事案の場合、早期から受任し、後見申立手続や医証の収集等のお手伝いしております。交通事故で頭部に重度の傷害を負い、将来の生活に不安を感じておられる被害者のご家族様は、一度当弁護士事務所に御相談下さい。

 

文責 プロスト法律事務所 弁護士 林 征人

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
交通事故に強い弁護士を大阪で探すなら|プロスト法律事務所
〒556-0011
大阪府大阪市浪速区難波中3-5-4 難波末沢ビル7階
フリーダイヤル:0120-258-308
営業:月曜~木曜 AM9:00~PM6:00、金曜はPM5:00まで
定休日:土・日・祝日
メールは24時間受付け → https://prost-law.com/contact/
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ご相談の流れ

初めての交通事故、突然の事故でも心配無用。当事務所は親切・丁寧・迅速に対応させていただきます。

  • STEP 1

    お問い合わせ

    電話・メールでのお問い合わせは無料です。当弁護士事務所のスタッフが交通事故の内容をお伺いします。

  • STEP 2

    弁護士と対面相談

    相談のご予約をいただいたのち、弁護士とご相談いただきます。交通事故の専門弁護士が丁寧に対応します。

  • STEP 3

    受任

    適正な慰謝料・賠償金、後遺障害等級が得られるよう、専門弁護士が最後まで全力でサポートします。

【場合によっては】後遺障害申請や等級結果でお困りの場合、ご相談時に【MRI・CT】などの画像資料を確認させていただく場合があります。

交通事故に強い弁護士

プロスト法律事務所

示談金の増額・適正な後遺障害等級の獲得電話相談無料:まずはお気軽にお電話でお問い合わせください0120-258-308

慰謝料の増額・適正な後遺障害等級の獲得

下のボタンから電話をかけられます。

0120-258-308に電話する

上記の曜日・時間外は留守番電話で対応します。
メールでのお問い合わせは、24時間お受付しています。

※物損事故、事故加害者からの相談は受け付けておりません

メールでお問い合わせ

解決事例を探す

条件指定で解決事例を探す

主要な条件の組み合わせから、当事務所が解決した事例をご覧になれます。

例)会社員+5級+頭部外傷など

特に条件を指定しない場合、チェックは不要です。

被害者の職業
※複数選択可
後遺障害等級
※複数選択可
被害を受けた部位
※複数選択可

この画面を閉じる

自分に合った事例を絞り込む

肩(かた)
※複数選択可
腕・肘(ヒジ)
※複数選択可
手・指
※複数選択可

このページを閉じる

自分に合った事例を絞り込む

股(また)
※複数選択可
膝(ヒザ)
※複数選択可
足・指
※複数選択可
その他
※複数選択可

このページを閉じる

自保ジャーナルに掲載されました

プロスト法律事務所
〒556-0011
大阪市浪速区難波中3丁目5-4
難波末沢ビル7階

» 運営弁護士事務所ご案内

お気軽にお電話でお問い合わせください 0120-258-308

※物損事故・加害者の方からのご相談は受け付けておりません。

※上記時間外や土・日・祝は、留守番電話対応とさせていただいております。
メールでの相談受付は24時間受付しています。

よくあるご質問

  • 電話で相談
  • メール相談